Kdan MobileのPDF Readerが、ユニバーサルアプリになりました。このリニューアルによって、これまで以上に簡単にデバイス間の作業が実現可能となったのです。また、PDF Reader Macも最新版にアップグレードし、より強力なユーザーインターフェイスを実現しています。以下でそれぞれの詳細についてご紹介します。
PDF Readerがユニバーサルアプリになり、より便利に
PDF Readerは、すべてのiOSデバイスで利用できるユニバーサルアプリになりました。Appleは、モバイルOS「iOS」を搭載した「iPhone」、「iPad」、「iPod Touch」の全端末上に対応しているアプリをユニバーサルアプリと呼んでおり、Appleのユニバーサルアプリは、インストール先のデバイスを識別してユーザーインターフェースを最適化してくれます。iPhoneとiPadのバージョンがユニバーサルバージョンに統合されるかたちで、従来のiPadバージョンのPDF Readerは、2021年5月28日で提供が終了し、廃止となりました。ReaderがiPadのアプリの提供を停止する理由は、全てのiOSデバイスで同じアプリを使用できるようにする為です。これまでは、iPadでPDF Readerを使用する場合、iPad版のアプリを別でインストールする必要がありました。これを廃止することで、デバイスを気にすることなくPDF Readerが使用できるようになります。今回のリニューアルにより、iPhoneとiPadの間のデバイス間での作業をより簡易化することが可能になったのです。
PDF Reader Macは、よりシンプル且つ強力なユーザーインターフェイスにアップグレード
PDF Readerがユニバーサルアプリになったことに加えて更に、PDF Reader Macが最新版にアップグレードを遂げました。新しいワークスペースインターフェイスや組み込みのテキスト編集、および追加されたOCR機能によって、数百万人に信頼されているPDF Readerは、Macでのユーザー体験を再考することで、すべてのデバイスで最もシームレスなワークフローを実現可能となりました。
PDF Reader Macのユーザーインタフェース
Before(上)& After (下)
一目でわかるプロパティ
各自お気に入りのツールを8つのメインセクションに再配置し、簡単にアクセスできるように真上に配置することが出来るようになりました。8つのセクションは、「注釈」、「編集」、「ページ編集」、「フォーム」、「変換」、「OCR」、「セキュリティ」、そして「アクセシビリティ」となっています。これらのセクションは関連ツールをより速く、より直感的に提供出来るようになりました。今後の効率の向上に期待ですね。
更に、編集ツールを使用すると、新しいプロパティペインが右側に配置されます。 これにより、ドキュメントを離れることなく、ページ上の要素のプロパティにすばやくアクセス、表示、および変更出来るようになりました。
OCRにより、画像を含むすべてが検索可能
PDFで検索が出来ないとモヤモヤしませんか?しかし現在は、新しい光学式文字認識ツール(OCR)を使用することで、任意のPDFのテキストを検索可能です。なんと、スキャンしたり写真を撮ったりしたものまで検索出来てしまうのです。Cmd + Fを押すと何でも検索出来てしまいます。例えば研究用や教育用の場合、ドキュメントが何千枚にも及ぶことがありますよね。しかしそのような場合でも、ドキュメントをスキャンしてPDFに変換し、検索機能を利用して探したい単語を正確に見つけることが出来ます。検索の達人になれるのです。検索が出来れば、無駄骨を折る必要がなくなりますよね。
手間をかけないPDFファイルのコンテンツの編集
新たな読み取りエンジンにより、より高速、且つ正確なテキスト編集が可能になり、PDF編集の全体的なパフォーマンスの向上を図ることが出来ます。このエンジンのおかげで、最初にファイルをMicrosoft Wordやその他の形式に変換しなくても、PDFでテキスト編集出来るようになりました。更に、「テキストの編集」ボタンにより多くの機能を追加しました。 この機能追加により、テキストの挿入、コンテンツの削除、フォントサイズの変更、そしてフォントの色の置き換えなどをPDF上で編集出来るようになったのです。
オフラインでもファイル変換が可能
備え付けの変換器を追加した為、インターネットに接続しなくても、Mac上でローカルに、複数の形式とPDFを変換することが出来ます。備え付けのクラウド変換器は、Microsoft Officeファイル、画像ファイル(.png .jpeg .tiff .tga .bmp)、および .txt、.rtfのテキストドキュメントを含む複数のファイル形式に対応しています。
PDF Readerを無料で使ってみる:iOS .Mac.Windows
Document 365のサブスクリプションにより、拡張機能へのアクセスや、シームレスなクロスデバイス、クロスプラットフォームの作業が可能に
Document 365は、上記でご紹介した、PDF Readerの決定版です。文字のハイライトやテキスト入れ、手書きでの書き込み、ノート機能、PDFへの注釈機能など豊富な機能が揃っているPDF Reader。そんなPDF Readerが更に進化し、1TBの大容量クラウドストレージ上で連携し、デバイスを横断しながらPDFドキュメントの作成や共有が効率的にできるツールとなっています。Document 365のサブスクリプションには、月間プラン・3ヶ月プラン・年間プラン・一括購入の4種類があります。どのプランでも、同一アカウントであれば、モバイルデバイス、PC、Macの、どのデバイスからも有料プランのサービスを受けることが出来ます。月間、3ヶ月、年間プランは、それぞれ最大クレジット数が異なり、これによりファックスやファイル変換数の上限が異なります。ご自身に合ったプランを選んで是非サブスクリプション登録をしてみてください。
Kdan Mobile、PDF Reader、Document 365について
最後に改めて、本記事で特集しているPDF ReaderやDocument 365、そしてKdan Mobile社そのものについての詳細をご紹介します。
Kdan Mobile
Kdan Mobile Software Ltd.は台湾発のSaaS企業で、「ビジネスに、創造性を」というスローガンを掲げ、モバイルに特化したドキュメントソリューションとクリエイティブソリューションを提供しています。すでに全世界2億人のユーザーにご利用頂いている電子サインアプリ、ドキュメント管理アプリ、クリエイティブ制作アプリを提供しており、リモートワークに移行する企業活動の効率化に最大限の支援を行っています。
PDF Reader
PDF Readerは、ドキュメント編集・管理の生産性を向上させるツールで、ビジネスや日常生活における幅広い種類の文書機能をサポートしています。PDF Readerでは、PDFファイルを直接編集することが可能です。テキストを編集したり、画像を変更したりすることが出来るのです。また、PDFをWord、Excel、PowerPoint形式に変換することも可能です。その他にも、PDFをパスワードで保護し、編集を制限することで、改ざんを防止することが出来たり、バージョンによっては、モバイルで編集が出来たりと非常に便利なツールです。テレワークが広がっている現在、PDF Readerを活用することで資料の同時編集や安全な資料送付などが実現可能です。
Document 365
Document 365は、先程もご紹介した通り、1TBの大容量クラウドストレージ上で連携し、デバイスを横断しながらPDFドキュメントの作成や共有が効率的にできるツールです。モバイルとPCでデバイスを横断して使うことが可能で、文字のハイライトやテキスト入れ、手書きでの書き込み、ノート機能、PDFへの注釈機能など豊富な機能が揃っているPDF Readerの決定版です。
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