さまざまな分野や職種でペーパーレス化が進み、会社や学校など、多くの組織で使う書類や資料を印刷せずにPDFで共有することも多くなりました。この記事を読んでいる方の多くも、PDFを一度は使用したことがあるのではないでしょうか。しかし、PDFを頻繁に使っていると、なにかしらのエラーでPDFが開けなかったり、思ったように表示されずに困った経験はありませんか?
そこで本記事では、PDFが開けない時の原因やPDFが開けない際の対処法などをご紹介します。
PDFが開けない原因とは?
PDFが開けないと、閲覧したい資料が見れなかったり、開き方がわからなくてストレスだったりと、困ってしまいますよね。では、なぜPDFが開けない場合があるのでしょうか。PDFが開けない原因について以下でみていきましょう。
・PDFが破損している
まず1つ目の原因は、PDFが破損している場合です。PDFのファイルを開こうとした際に、「破損したファイルです」と表示された場合は、PDF自体が破損している可能性があります。PDFの破損とは、PDFファイルの作成時や送受信時に、なにかの不具合でPDFファイルが壊れてしまっていることです。しかし、実際にはPDFファイルが破損していないのに破損しているというエラーが表示されるケースも頻繁に報告されているため、注意する必要があります。PDFが破損している場合は、データ復元ソフトなどを使ってデータを修復したり、再度PDFファイルを作成し直す必要があるため、少々手間がかかってしまいます。
・PDFを読み込むソフトがPC・スマホにない
続いての原因は、PDFを読み込むソフトが、使っているPCやスマホ上にないパターンです。PDFを開くには、専用のソフトが必要になります。そのため、PDFを閲覧できるソフトが使っているPCやスマホにない場合、開けないのです。後ほどもご紹介しますが、PDFを開くために無料でインストールできるソフトは調べてみると幾つか存在します。開けなかった場合は、ソフトが入っているか確認してみると良いかもしれません。ソフトがないだけが原因だった場合は、対応しているソフトをインストールして設定を行えば簡単にPDFファイルを開くことができます。
・PDFにパスワードがかかっている
また、PDFが開けない原因の1つに、PDFファイルにパスワードがかかっている場合も考えられます。PDFファイルはさまざまな人の間で送受信されたり閲覧される機会が多いため、情報漏えいや改ざんを防ぐ目的からパスワードをかけてから取り扱われることも少なくありません。そのため、PDFファイルを開こうとした際に開けない場合、パスワードがかかっており、そのパスワードを知っている人でないと開けないようになっている可能性もあるのです。パスワードがかかっている場合は、ポップアップでパスワードの入力画面が出てくることがほとんどのため、この場合はわかりやすいのではないでしょうか。
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PDFが開けない場合は「PDF Reader」をインストールしてみよう!
ここまで、PDFが開けない原因を幾つかご紹介してきました。開けない原因に対しての対処法はさまざま。PDFが破損している場合は再度作成したり送信し直したりする必要があります。また、パスワードがかかっている場合であれば、パスワードがわかれば簡単にPDFファイルを開くことができます。そこで以下では、PDFが開けない原因が「ソフトがインストールされていないこと」だった場合におすすめの解決法をご紹介します。
もちろん、その場合の解決法も一言で表せば、ソフトをインストールするだけなのですが、PDFを開くためのソフトは複数存在するのです。そこで本記事では、PDFファイルを取り扱う際に特におすすめの「PDF Reader」について記載していきます。
PDF Reader
PDF Readerとは、Kdan Mobile社の提供しているPDF編集ツールで、無料版でも豊富な機能が搭載されています。PDF ReaderをPCにインストールすることで、PDFファイルを開こうとした際に自動でPDF Readerが立ち上がり、アプリ上でPDFファイルを閲覧することが可能になります。しかし、それだけではありません。PDF Readerは編集ツールのため、閲覧するだけでなく、開いたPDFファイルを直接編集することもできるのです。テキストの編集や色、文字サイズの変更から、手書き文字の追加やドキュメントの編集・統合・回転など、1つのツールでできることは多岐に渡ります。外部ツールとの連携も行なっているため、作成・編集したPDFファイルをクラウド上に保存して他者と簡単に共有できたり、PDFファイル上で電子サインが行えたりと、仕事の生産性アップまで見込めるツール担っています。ただPDFファイルを開いて閲覧するだけのツールとは一線を画し、より幅広い可能性を持っているのがPDF Readerです。
「PDF Reader」の特徴を紹介
そんなPDF Readerの特徴を以下でいくつかご紹介していきます。
・「✓」や「✗」などのスタンプを使用することができる
まず最初にご紹介する特徴は、「✓」や「✗」などのスタンプを使用することができる点です。PDF編集ツールでは、「✓」や「✗」などの特殊文字やスタンプは使用できない場合も多々あります。しかし、視覚的に言いたいことがわかるスタンプは、使うのと使わないのでは資料や文書のわかりやすさに意外と影響がでる部分。PDF Readerではこれらを使用することができるため、よりシンプルでわかりやすく言いたいことを表現することができます。
・PDFファイルから他形式のファイルに変換することができる
続いての特徴は、変換機能です。PDF Readerでは、PDFファイルをさまざまな形式のファイルに変換することができます。テキストファイルに変換してサイズを縮小することで共有しやすくなったり、パワーポイントやエクセル、HTMLなどその他のファイル形式にも対応しており、ボタン1つで簡単にファイル形式を変換することができるのです。時と場合に合わせて自由にファイルを変換できると、PDFで他者から受け取った資料を使ってまた別の人に共有できたり、PDFファイルを元に文書を作成できたりと、作業の幅が広がります。
・PDFをページごと、またはファイルごとに分割できる
そして次にご紹介する特徴は、PDFの分割です。PDF Readerでは、PDFを任意のページやファイルごとに分割することができます。PDFファイルはさまざまな場面で使用されますが、場合によってはPDFの全ページ数が数百を超えることもありますよね。しかし、その中から一部だけを取り出したい場合や、ページごとに区切りたい、ということもあるのではないでしょうか。そのような時に便利なのが、分割機能です。ページ範囲や何ページごとに分割するかを選択し、自由にPDFファイルを分割できます。
このように、PDF Readerにはさまざまな特徴や機能が搭載されており、使い方次第で非常に多くのことが実現できる画期的なツールとなっています。
Kdan Mobileについて
最後に、今回ご紹介してきたPDF Readerを提供しているKdan Mobileについてもご紹介します。
Kdan Mobileは、ご紹介したPDF Readerを含むさまざまなアプリケーションやツールを提供している台湾のSaaS企業です。ユーザーが生産性と創造性をより向上させるためのモバイルに特化したドキュメントソリューションとクリエイティブソリューションを提供しています。電子署名アプリや、ドキュメント管理アプリ、クリエイティブ制作アプリなど、PDF編集ツールに限らず多くのツールを提供中で、すでにそのダウンロード数は世界で2億、ユーザー数は延べ1,000万人を超えています。どのツールもすべてモバイルでも作業が進められるため、コロナ渦で本格化が進んでいるリモートワークを促進させるツールとなっており、多くの企業がKdan Mobileのツールを採用しています。また、リモートワーク移行への支援も行っていて、企業活動の効率化に務めている今注目の企業の1つです。
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PDF 開けない:まとめ
いかがでしたか?今回は、PDFファイルが開けない場合の原因やおすすめのアプリ「PDF Reader」をご紹介しました。皆さんも今後PDFが開なくて困った際には、今回ご紹介した「PDF Reader」も活用してみてください。