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【モバイル対応SaaSサービス】細分化したSaaSの種類とおすすめSaaS

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IT業界で、よく使われるSaaSという言葉、皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。最近では、多くの人が利用するスマホに対応している、モバイル対応SaaSサービスも多く存在します。そこで本記事では、そもそもSaaSとは何なのか、そして、細分化したSaaSの種類をご紹介していきます。

そもそもSaaSとは?

そもそも、SaaSとは何を指しているのかというと、「Software as a Service」の頭文字を取った略語のことです。「サービスとしてのソフトウェア」という意味を持ち、読み方は「サース」です。具体的には、ベンダーが提供しているクラウドサーバーにあるソフトウェアを、インターネットを経由し、ユーザーが利用できるサービスのことを指します。従来からインターネット経由でのソフトウェアサービスの提供は行われてきており、オンラインゲームサービスや有料電子メールはそれらに該当しますが、クラウドコンピューティングの普及をきっかけに、クラウド上で提供されるソフトウェアをSaaSと呼ぶようになりました。

モバイル対応 saas

SaaSの種類を細分化!10種のSaaS

SaaSサービスは、多くの種類に細分化されています。以下では、実際に10種類のSaaSを紹介していきます。

モバイル対応SaaS

登場した当初のSaaSは、デスクトップPCのウェブブラウザを経由し、ベンダーが運用するクラウド環境のデータベースにデータを保存する方式でした。しかし、スマートフォンが普及した影響で、スマホやタブレット端末でもウェブブラウザを経由してアクセス出来るSaaSを提供するようになりました。それがモバイル対応SaaSです。

マイクロSaaS

マイクロSaaSとは、拡張機能、ソフトウェアなど1つのサービスに特化した小規模なSaaSのことを指します。マイクロSaaSサービスを導入すると、簡単に管理が出来るため、アプリケーションの理解や開発、テストがしやすくなります。また、些細な需要に合わせた最適なサービスを活用出来たり、構築や維持などのコストを抑えることが出来るのもマイクロSaaSの特徴です。

AIを利用したSaaS

IT業界においてすでに非常に重要な立ち位置を占めているAIですが、そんなAIを利用したSaaSサービスも多く存在します。顧客対応などを含む様々なワークフローの自動化を支援するサービスもAIをベースとしたSaaSの1つです。AIを利用したSaaSサービスを導入すると、業務の自動化によるコストの削減やUXのパーソナライズなど、様々なメリットを得られます。

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バーティカルSaaS

バーティカルSaaSとは、業種が限定されるSaaSを指します。例えば、医療業界だけに特化して、業界課題の解決を目指すSaaSなどです。特定の業界に特化するため、その業界に対応した機能やサポートが充実しているのが特徴です。業界ごとに独自のソリューションが求められたり、ユーザーの特徴も異なったりするため、需要が高まってきています。また、逆に業界に関わらず利用されるSaaSのことはホリゾンタルSaaSと呼ばれ、バーティカルSaaSの対義語として利用されます。

ホワイトラベルSaaS

ホワイトラベルSaaSとは、ある会社が生産したサービスや製品を他企業が自社ブランドとして販売することを指します。ホワイトラベルSaaSもその言葉通り、ホワイトラベルのSaaS製品を各社のブランドにカスタマイズして販売することを指します。ホワイトラベルSaaSは、顧客が自身でサービスの構築や維持を行う必要がなく、ソフトウェアの構築に時間を割かなくて済むのが特徴です。また、構築を行わなくても良い、且つ多くのホワイトラベルSaaSはサブスクリプションのためコスト削減にも繋がります。

API接続SaaS

API接続SaaSとは、新規のソフトウェアと既存のシステムの統合を可能にするSaaSのことです。主にソフトウェアやプログラム同士をつないでいるインターフェースであるAPIを、SaaSサービスにも取り入れ、連携します。API接続のSaaSサービスでは、システム全体を開発、変更したりせずにソフトウェアのみを追加できるため、システムの改良を効率的に行うことが出来ます。

SaaS 種類

安全性の高いSaaS

サイバー攻撃などで情報漏洩やデータの外部送信が問題になっている中で、データの安全性を保ったまま利用出来るSaaSサービスの需要は高まっています。GDPR(EU一般データ保護規則)などを意識してデータを適切に保護し、独自のポリシーやセキュリティを設定・施行することが必要とされています。ユーザーにとっても、安全性の高いSaaSサービスは魅力的ですよね。

ノーコードで使えるSaaS

ノーコードSaaSとは、技術的なバックグラウンドがなく、プログラミング言語の知識などがない人でも使えるSaaSサービスのことを指します。SaaSツールが普及してきた現在、利用者はテクノロジー業界の人だけでなく幅広くなっています。そのため、誰でも使えるノーコードのSaaSサービスも需要が高くなっているのです。ノーコードで使えるSaaSは、作業時間が短く、エラーが発生しづらいのが特徴で、需要の多さから収益アップにも期待が出来ます。

PaaS

PaaSとは、アプリケーションソフトが稼働するためのプラットフォームである、ネットワークやサーバーシステム、OSやミドルウェアなどを、インターネットを経由して利用できるサービスを指しています。SaaSの考え方を更に深化させたもので、主に企業などのユーザーがプラットフォーム上にサービスを開発するものです。プログラムだけを用意すれば利用可能なため、すでに顧客基盤を持っているSaaSの事業者は、参入のハードルが比較的低いのが特徴です。

機械学習を活用したSaaS

AIを利用したSaaSと少し似ていますが、機械学習を活用したSaaSも注目するべきSaaSサービスの1つです。AIの一種である機械学習は、膨大なデータからパターンを見つけ、分類や予測をする技術で、様々な意思決定が必要とされるビジネスの場において企業の成長を手助けするのに非常に役立ちます。機械学習の市場の拡大と共に、機械学習を活用したSaaSサービスの需要も広がりそうです。

モバイル対応SaaSを提供する
「Kdan Mobile」

Kdan Mobile

さて、ここまで様々な種類のSaaSについて記載してきました。最後に、上記の中でも今後さらに需要が拡大し必須となっていくであろうモバイル対応をしているSaaSサービスと、それらのサービスを提供している会社についてご紹介します。

Kdan Mobile は、「ビジネスに、創造性を」というキャッチコピーと共に、仕事効率化のアプリを提供しています。提供サービスには、Creativity 365、Document 365、DottedSignなどがあり、どれもデスクトップPCだけでなくモバイル対応をしているSaaSサービスです。モバイル対応をしていることで、移動中を含むスキマ時間にも作業が出来て、場所や時間にとらわれない働き方の実現を推進しています。

2009年に創業し、ビジネスとクリエイティブ制作の場において、生産性と創造性を高めることに注力し、オンラインサービスとモバイルソフトウェアアプリケーションの開発を続けています。Kdan Mobileは台湾に本社を置き、中国、米国、そして日本にも展開しています。様々なソリューションを提供しており、既に世界で2億人以上のユーザーが使用している、勢いのある企業です。また、Silicon Reviewが贈る2018年ベストソフトウェア企業10選に選出されており、注目が高まっています。Kdan会員は1000万人にも登ります。

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SaaSサービス:まとめ

いかがでしたか?本記事では、そもそもSaaSとは何なのか、細分化した10種類のSaaSサービスについて、そして最後にモバイル対応SaaSを提供しているKdan Mobileについてご紹介してきました。現在需要が高まっていて、且つ今後も市場が拡大していくであろうSaaSサービス。その中でも、モバイル対応SaaSサービスユーザーにとっての利便性を格段に高めてくれます。気になった方は、是非利用してみてくださいね。

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