【Android対応】SDKの意味とおすすめSDKを紹介

 

　SDKをご存知でしょうか？最近耳にすることが多くなってきましたが、「聞いたことはあるけど、どういうものかよくわからない」「SDKを活用するとどんなメリットがあるの？」などと感じている方も少なくないでしょう。

　今回は、SDKの意味や活用するメリットについて分かりやすく解説します。また、おすすめのSDKやAndroidにも対応しているSDKについてもご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

そもそもSDKとは？

　SDKは「Software Development Kit」の略で、「ソフトウェア開発キット」とも呼ばれています。SDKはソフトウェアを開発するために必要なプログラムやAPI、サンプルコードなどをひとまとめにし、最小限の労力でアプリケーションの開発を行うことができるようにしたパッケージのことです。

　SDKを利用すると、開発者は機能を実現するための技術的な詳しい作りを理解していなくても、アプリケーションに新しく機能を追加することができます。最近では、色々なソフトウェアのベンダーが独自のSDKを提供し、自社の製品と外部の企業が開発したアプリケーションとを簡単に連携することが出来るように支援を行っています。

SDKを活用するメリット

　では、SDKを活用するメリットは具体的にどのようなものがあるのでしょうか？ここでは、3つのメリットを具体的にご紹介します。

1. 開発にかかる手間や時間を削減できる

　SDK（ソフトウェア開発キット）はWebサイトやアプリケーションに必要なプログラムや、実装したい機能のサンプルコードがパッケージ化されているため、開発時にエンジニアの手間や時間といった負担を大幅に削減することができます。また、従来の開発にかかる工数よりも短い期間で開発することを可能にしたり、少数の人員で開発しなければならないプロジェクトの際にも役立ちます。

中には、自社サーバーを用意する必要がないSDKも存在します。その場合、サーバーの構築や運用の必要がなくなるため、開発コストだけでなく、運用コストを長期的に抑えることにも繋がります。

2. サイト速度の低下を防ぐ

　色々な機能が追加されたWebサイトを1から作ろうとすると、機能を追加した分だけデータ量も重くなり、サイトの速度が低下してしまいがちです。しかし、それぞれのサイトの用途別で公開されているSDKを活用することで、サイトの速度が低下するのを防ぐことができます。サイトの速度が遅いと、せっかく訪問してくれた方が次のページに進みたいと思っていても、待てずにページから離脱してしまいます。そのため、サイトの速度は直帰率に大きく関わる大切な要素になります。

3. さまざまな機能を一つのSDKで導入できる

　最近では、非常に多くのSDKが存在しており、1つのWebサイトに色々な機能を追加したい時でも、追加したい機能が凝縮されたような便利なパッケージもたくさんあります。必要な機能が１つにまとまっているSDKを利用することで、機能を1つ1つ追加する必要がなく、SDK１つでさまざまな機能を導入することができるのです。

Androidに対応しているSDKを紹介

　ここでは、Androidにも対応しているおすすめのSDKをご紹介します。

Kdan PDF SDK

Kdan Mobileが提供する「Kdan PDF SDK」

 

　Kdan Mobilleが提供しているSDK、Kdan PDF SDKはわずか数行のサンプルコードをシステムに組み込むだけで、PDFファイルの閲覧や編集、注釈の追加、電子サインなど、様々な便利なPDF編集機能を利用することができます。デスクトップ版だけでなく、iOSやAndroidといったモバイル版、Web版などのアプリケーションでも利用することができます。ここでは、Kdan PDF SDKのおすすめの５つのポイントをご紹介します。

豊富なプランから最適なものを選択可能

　Kdan PDF SDK自由なカスタマイズに対応が可能なため、自社の理想的はオリジナルのプランを実現させることができます。プランが豊富なので、自社のニーズに合った最適なプランを採用することが可能です。無料体験版も用意されているため、Kdan PDF SDKを利用してみたいと考えている方は気軽にお試ししていただくことができます。

PDFビューアの安定感

　Kdan PDF SDKは10年前にサービスの利用を開始して以来、ユーザーの生の声を元に改善とイノベーションを繰り返してきました。それによって実現したのが、安定したPDFビューアです。強力なPDFビューアエンジンによってデータ量が大きいPDFファイルでも短時間でレンダリングが可能です。今もなお、定期的なアップデートを繰り返し行っているため、より快適に利用できる環境の提供を目指しています。

全ての主要な開発言語に対応

　Kdan PDF SDKはObjective-C、Java、C＃などの主要なプログラミング言語に対応しています。そのため、どんなプログラミング言語を利用しているアプリケーションでも安心して導入することができます。また、全てのプラットフォームに対応しているため、導入するSDKの比較に費やす手間や時間も削減することができます。利用しているプログラミング言語やプラットフォームの違いを気にすることなく利用できて非常使い勝手がいいです。

モバイルアプリに簡単統合

　Kdan PDF SDKはSDKドキュメンテーションを使用して、モバイルアプリに簡単に統合することが可能です。スマートフォンやタブレット端末に特化したPDF機能を組み込むことができ、既存のモバイルアプリの機能を素早く拡張することができます。たった数行のコードを組み込むことで実装が完了します。そのため、浮いた時間をアプリケーションの設計に費やすことができるなど、効率的に行うことができます。

SDKをカスタマイズ可能

　ソースコードUIによって開発者は柔軟にカスタマイズを行うことができます。ユーザーエクスペリエンスをデザインしたり、アプリケーションに直接組み込まれたUIエレメントを使用してSDKをカスタマイズすることができます。導入後のメンテナンスも安心して行うことができます。

■PDF SDKを詳しく知りたい方はこちら

Kdan PDF SDKで利用できるPDF編集機能とは？

　Kdan PDF SDKには、PDFファイルの閲覧・編集に必要な機能が全て揃っており、頻繁にPDF編集を行う方はこれ１つで編集作業を完結させることができます。ここでは、Kdan PDF SDKで利用できる便利な機能についてご紹介します。

テキストの検索

　PDFライブラリを利用すると、PDF文書内のテキストの検索が可能です。このライブラリを活用すると、テキストを選択して、単語やフレーズ、段落をクリップボードにコピーすることができます。それにより、今までのようにページ数の多いPDF文書の中から1ページずつ探したり、過去に利用した大量のPDFファイルを一つ一つ開いて中身を確認したりすることなく、すぐに必要な情報にたどり着くことができます。

豊富なPDF編集機能

　アプリケーションにページ編集ツールを埋め込むことで、PDFページを簡単に分割、結合、回転、並び替え、抽出、追加、削除することができます。大容量のPDFファイルを必要な部分だけ抽出して共有したり、関連している複数のPDFファイルの必要なページだけ結合して資料を作成することも簡単に行うことができます。ファイルを自由に組み合わせて過去の資料の有効活用ができるため、今まで1から資料を作成・準備していた手間や時間を省き、効率的にドキュメントを活用することができます。

PDFに注釈追加

　PDFファイル内のテキストにハイライトや下線を追加したり、手書きでメモを書き加えたり、PDFに注釈を追加することができます。どんなPDFソフトウェアとも互換性があるので、注釈ツールを利用してPDF文書をマークアップしたり、追加した注釈はあらゆるソフトウェアを利用してファイルを開いても閲覧することが可能です。

電子サイン

　最近では、電子サインを利用する企業も増えており、PDFの契約書類に直接電子サインをすることができるツールは非常に便利です。PDFに複数の電子サインをする必要がある場合や、クライアントから電子サインを求められた場合でもPDFライブラリを活用することでアプリケーション上で簡単にPDFに電子サインを行うことができます。紙の契約書類のように書類を印刷して署名し、郵送するなどの手間や、クライアントの元に出向いて署名してもらった書類を受け取る手間と時間をかけることなく処理を進めることができるため、契約業務を大幅に効率化させることができます。

Kdan Mobileのご紹介

　Kdan Mobileはビジネスとクリエイティブ制作の現場における生産性・創造性向上を目的とした、電子サインアプリ、ドキュメント管理アプリ、クリエイティブ制作アプリをはじめとするSaaSサービスを開発・提供する台湾発のスタートアップ企業です。2009年に創業し、世界167カ国でサービスを展開しており、世界で2億ダウンロード、延べ1,000万人以上のユーザーを抱えています。

　2021年9月にはシリーズBにおいて約17億円の資金調達を実施し、日本市場へ本格的に参入しました。

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まとめ

　いかがでしたか？SDKを利用することで、ウェブサイトやアプリケーションの開発時や機能追加したい時にコストを大幅に削減して実現することができます。そのため、エンジニア不足や短期間での開発を必要としている時などに大いに役立ちます。自社サーバーの用意が不要なものであれば、開発コストだけでなく、運用コストも長期的に抑えることもできます。今回ご紹介した基礎知識やメリットを参考に、ぜひSDKを活用してみてください。

　PDFファイルの閲覧や編集を頻繁に行う方は、Kdan PDF SDKを導入することで、AndroidやiPhoneなどのスマートフォンやiPadなどのタブレット端末にPDF編集機能を組み込んで、既存のモバイルアプリの機能を拡張させることができます。気になる方はぜひ無料お試し版で使い心地を試してみると良いでしょう。