スタートアップ企業で少人数で仕事を行う場合、いかに多くの業務を効率的にこなすことができるかが重要と言われています。ビジネスを成長させるためには、1人あたりの作業時間を増やしたり、人員を増やしたりなど方法はいくつかあります。
一方、人員や作業時間などの現状をほとんど変えないまま作業効率を高められるのが、ツールの導入です。ビジネスアプリ1つの導入で、売上が上がったり、作業のスピードが上がることも多々あります。今回はスタートアップ企業向けの厳選したおすすめビジネスアプリ15選を紹介していきます。
1. 信頼性の高いクラウドストレージ
スタートアップ企業に求められるのは、新しいアイデアやソリューションです。ビジネスのアイデアを形にするには、数千とは言わないまでも数百のアイデアを考え、ドキュメント化し、ビジネスプランを立てて、それをブラッシュアップしていく事が必要です。
そして、ビジネスを実現していく過程で、正式文書、秘密文書、顧客との契約文書など、管理すべき書類がたくさんああります。しかし、書類が増えれば増えるほど管理コストが掛かり、紛失の可能性が高まります。そういった場合には、信頼性の高いクラウドストレージを使い、まとめて管理したほうが効率的です。ドキュメント管理にではなく、本業にメンバーの力を注げるようにしましょう!
クラウドストレージサービスにはいくつか種類があります。Kdan Cloudは、いつでも、どのデバイスからでも、どこからでも、1TBのクラウドストレージにドキュメント、デザイン、写真、ビデオをアップロード、保存し、いつでもアクセスする事ができるのでおすすめです。
2. コラボレーションプラットフォーム
スタートアップ企業でチームでの共同作業が増えてきた場合、その過程をしっかりと記録することは重要です。そのため、オンライン上でのやり取りや情報の共有を可能にする情報管理プラットフォームを使用することをお勧めします。
Markupを使用すると、アプリ内でチームを自由に編成したり、チームクリップボードや共有フォルダーを使用して画像、Web投稿、ドキュメントを簡単に共有できます。
3. 簡単に、徹底したタスク管理ができるツール
業務が拡大するに連れ、やるべきタスクは増加します。ウェブ上のツールを利用して、タスク管理を徹底しましょう。タスク管理は、 Todoistがおすすめです。タスクを見える化し、期限を設定することもできるため、目標を達成するのに役立つので、とても優れたタスク管理ソフトウェアと言えます。
ワークフロー管理も大事です!おすすめ管理ツールとは:【おすすめワークフロー管理ツールはこれ!】社内承認プロセスを効率化。
4. 多様な形式でノートが可能で、共有も可能なノートツール
新しいアイデアをブラッシュアップするために、多様なノート機能は有効です。NoteLedgeは、ただ単に文章をタイプするだけではなく、手書きのメモが残せたり、図面、写真、ビデオ、Webクリップ、オーディオ録音など、あらゆるものをキャプチャできる包括的なマルチメディアのメモ作成ツールです。
ノートアプリ利用のメリットとは:【仕事で使えるノートアプリ】情報・アイデア共有におすすめアプリと使い方。
5. PDFを有効活用しドキュメント管理を効率化できるPDFリーダー
ビジネスの分野では、PDF形式で書類を送ることが多くなります。ただ、PDFの内容をコピーできなかったり、ハイライトなどの編集ができないことを不便に感じたことは無いでしょうか。
PDF Readerを利用すると、ファイルをPDF形式に簡単に変換できたり、OCR(光学式文字認識)でドキュメントをスキャンし、PDF→Wordに変換できたり、手書きの書き込み機能を使って電子署名ができたり、ハイライトなどの編集ができ、文章のコピーもできるようになります。
また、モバイル端末や、PC、Macなどにも対応しているため、資料をクライドに保存しておく事で、いつでも、どこからでも確認できます。
PDF Readerを無料で使ってみる:iOS .Mac.Windows
PDF Reader詳しく機能ご紹介こちらへ:【2020】おすすめPDFリーダーアプリ/ソフト|PDFを管理・閲覧・編集。
6. 署名をオンラインで完結し、契約業務をデジタル化
コロナ禍を機に多くの企業が署名プロセスを促進するために、ペーパーのドキュメントから、デジタル上のドキュメントへのシフトチェンジを行っています。DottedSign はデバイス端末上で利用でき、外出があったり、在宅勤務を行う起業家向けに設計されています。
DottedSignは従来の契約プロセスを簡略化し、モバイルデバイスから直接契約やPO(購入注文)を簡単に作成、署名、送信できます。
DottedSign実際に導入する状況については:DottedSign導入事例:グローバル市場で契約業務を効率化。
7. パスワードを一元管理・完全保護
使っているツールが多くなると、どうしてもパスワードを忘れてしまうことはありませんか?また、どこかにメモをしたとしても、そのメモ自体を無くしてしまう事も経験ないでしょうか。
毎回毎回パスワードを再発行する手続きを行っていると、大幅なタイムロスになってしまいます。また、仕事においては、セキュリティの面を考えてもパスワード管理は慎重に行っていく必要があります。LastPassを使えば、パスワードなどの機密情報を一元管理し、オンラインの安全な場所に保存する事ができます。
8. HPのデザインを自由自在に作成
自社のホームページを作成する際、デザインや制作に工数をかける余裕がない場合は、SmartMockups を使って自分でデザインしてみましょう。このツールを使うと、比較的簡単にサイトの背景やオリジナルデザインを反映させることができます。
SmartMockupsは、他にもソーシャルメディア、ブログ、プレゼンテーション、チラシなど、様々な場面でプロモーション資料をすばやく作成するのに役立ちます。
9. 動画マーケティング活動のために、簡単にビデオ編集
近年YouTubeを始め、インターネットで動画を見る人口が増加しています。そのため、ビジネスを考える時も動画広告を使ったマーケティングは無視できない存在となっていると言えます。
Write-on Videoを使うと、簡単に動画が作成でき、YouTubeやVimeoといった動画サイトで直接シェアできます。このツールは、初心者がプロのような動画を作成するのに最適です。
10. SNSマーケティングを効率化
SNSは新たなブランドや商品を告知する際に、有効的な手段です。しかし、告知の時間帯によっては、その影響力に差が出ると言われています。そこで Bufferを使うと、特定の時間帯に自動的にSNS上で投稿を配信できるようにスケジューリングできるのです。必要なコンテンツを最適なタイミングで投稿できるようになります。
11. 誤字脱字を見逃さない
スタートアップ企業の営業などでメールを使う場合は、メール内の文章があなたのファーストインプレッションになります。メール内に誤字脱字があると、その後の顧客との関係性構築にも影響がでる可能性があります。Grammarlyを使うと、自動的にチェックしてくれるので、その不安を解消することができます。
12. 内部のコミュニケーション向上
Mattermostを使うと、アプリ内の社内コミュニケーションを実現し、社内コミュニケーションにメールを使う必要がなくなります。そのため、メールなどに送られてくるチェーンメールや迷惑メールなどの不要なメールの存在を忘れることができます。このアプリはクラウドベースで、プライベートグループメッセージやマルチチャネルチャットルームなどを作成することができます。
13. 複数プラットフォームのスケジュール統合
スタートアップ企業が成長してくると忙しさが増し、時間の管理が重要になります。会議や、作業、プライベートの予定など、時間の管理が必要になります。Calendlyを使うと、Google、Outlook、Office 365、iCloudカレンダーなどの他のカレンダーソリューションと簡単に統合でき、スケジュール管理が簡単にできます。
14. オンライン会議ツール
Zoomはメディアでも話題になり、すでに多くの場で使われていますよね。Zoomは、オンライン会議や大人数で会話する時に活用できるツールです。多くの企業で既に取り入れられているツールで、おすすめです。また、パソコンだけではなく、モバイルデバイスにも対応している点がとても便利です。
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15. リモートアクセスツール
リモートワークをしている際に困ることは、オフィス内からしか開けない書類やデータはがあることです。Teamviewerを使うと、設定を行うとどこからでも指定した情報にアクセスできるようになります。また、Teamviewerは他のアプリに比べてセキュリティがしっかりしていて、信頼性があります。
まとめ
以上がスタートアップ企業が取り入れるべきビジネスアプリ15選でした。新しいサービスが次々と登場しているので、使わないともったいないですよね。スタートアップで会社を作り、経営していくことは大変ですが、それぞれの場面で必要なビジネスアプリを使い、乗り越えましょう。 是非今回紹介したアプリを使ってみてください。