ビジネスや教育の現場でタブレットの利用が加速する中、iPadやiPad ProでPDFに手書きの書き込みをしたいと思われる方は少なくありません。
iPad/iPad Proは、ビジネスだけでなく、学生さんの勉強・論文の資料集めにも使われている人気のタブレットです。特にデジタル化が進んだ現代、授業で電子化されたレジュメが使われていることもあります。授業で使われるPDFデータのレジュメに、直接手書きで編集をすることができたら非常に便利です。今回は、iPadとiPad Proを使いPDFに書き込みをして編集を行えるおすすめのPDFリーダーを紹介いたします。
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【無料】Kdan PDF Readerを使い、iPadでPDFに書き込み/手書きして編集する方法
では、PDF Readerを使って、PDFに書き込みをして編集する方法を説明します。
1. PDF Readerの「ドキュメント」から書き込みたいPDFファイルをタップし開く
2. 下のメニューバーから「書き込みマーク」をクリック
3. iPad/iPad Pro画面に、Apple Pencilや手で触れてPDFに書き込む/手書きして編集
4. 保存する(デバイス内に自動保存/名前を付けて保存/Kdan CloudやGoogleドライブ、Dropbox、OneDriveなどへ保存。PDFリーダーにログインして操作)
※iPhone/iPadでは、他の人が編集できない「フラットバージョン(圧縮画像)」として保存も可能
いかがでしょうか?iPadを使ってとても簡単にPDFへ書き込みをすることができますね。
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iPad/iPad Proで、PDFファイルに書き込みをして編集をするアプリケーションとしておすすめなのは、Kdan PDF Readerです。
PDFといえばAcrobat Readerを連想する方も多いと思います。Kdan PDF Readerと、Acrobat Reader Premiumを比較してみました。
Kdan PDF Reader | Acrobat Reader Premium | |
価格 |
無料版:基本機能はすべて使用可能 有料版:すべての機能と1TBもクラウドストレージ |
1,980 円/月 税込 |
関数 |
[無料機能] |
・マーカー |
総合的に、iPad/iPad ProでPDFを扱う際に必要な、基本機能を無料で利用できるKdan PDF Readerがおすすめです。
公式サイト:https://www.kdan.com/ja/animation-desk
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【pdfまとめて印刷】複数のPDFを一括でまとめて印刷する方法
Kdan PDF Reader以外にも、iPad/iPad ProでPDFに書き込みをして編集をする方法があります。それはiPadのマークアップの機能を使う方法です!
iPadの「マークアップ機能」を使用してPDFに書き込み/編集
iPadには「マークアップ機能」がデフォルトで備わっています。「ファイル」アプリからPDFを開くと、右上に鉛筆マークが出るのでそちらをクリックすると、簡単なPDFの編集や書き込みを行うことが可能です。
オフラインで使用できるので、安全に編集することができます。
クラウドストレージとの連携でさらに便利に
ビジネスの場ではタブレットで編集したPDFをパソコンで編集したり、そのまた逆のケースも有るのではないでしょうか?特にリモートワークが加速する現代、複数の端末で同じPDFファイルを編集したいという需要は高まっています。
PDF Readerを使うと、iPadで書き込みをしたPDFファイルがノートパソコンや自宅のデスクトップパソコンでもリアルタイムで同期された同じPDFファイルとして使うことができ、仕事を効率化させます。
クラウドストレージを使えば、どこからでもPDFファイルにアクセスできますし、iPad/iPad Proのストレージを圧迫せずにすみます。
- Kdan CloudのPDFに書き込み
- DropboxのPDFに書き込み
- One DriveのPDFに書き込み
それぞれの書き込みを行い編集する方法についてご紹介します。
Kdan CloudのPDFに書き込み/編集する
「PDF Reader」を提供しているKdan Mobileでも、オンラインクラウドストレージ「Kdan Cloud」を提供しています。
PCにもPDF Readerアプリをインストールしておけば、iPad/iPad Proと同じIDでログインすることが可能で、無料版でも500MBのクラウドストレージを使用することが可能です。
Kdan Cloudを使うメリットとしては、PDF Reader上でクラウドに直接アクセスができ、ファイルを開き書き込み/編集できることです。PDF Readerから選択したPDFファイルの画面上にマーカーやペンを活用し、すぐに編集し、簡単に保存・共有することができます。
書き込み作業が完了したら、画面上の「…」から、「保存」を選んでクリックすれば終了です。
DropboxのPDFに書き込み/編集する
Dropboxは、Web経由でストレージにアクセスすることができ、モバイルからでもPCからでもデータをクラウド上にアップロードできる便利なサービスです。
DropboxからPDFに書き込みをして編集を行うには、Dropboxのストレージにアクセスして、画面右の吹き出しアイコンをクリックし、コメントしたいテキストをカーソルでなぞれば、コメント書き込みができます。
Dropboxは、ビジネスでの場だけでなく学習の場でのPDFファイルの共有にも役立ちます。
OneDriveのPDFに書き込み/編集する
Microsoftの提供するOneDriveも、多くの企業に使われているオンラインストレージの1つです。
OneDriveにサインインするとパソコンのデスクトップ内で「OneDrive」フォルダにオンラインのファイルを同期することも可能です。デスクトップで作業したファイルが自動でオンラインに同期されるのはとても便利です。
OneDrive上のファイルをPDF Rederで書き込み/編集する場合は、書き込み/編集したいPDFが表示し、左上にある「開く」をクリックしてください。すると、画面右上に「デスクトップアプリで編集」というボタンが出ます。ワードやエクセルなど、対応するアプリの中で、PDFを書き込み/編集する場合は「PDF Reader」を選びましょう。
必要な部分を書き換えたら、保存を押すと、オンライン上でも自動的に上書き保存されます。iPhoneやiPadにもOneDriveアプリがあり、保存したファイルはリアルタイムで同期され、すぐに違うデバイスでも編集や共有をすることができます。
PDFを多く使うビジネスシーンでiPad/iPad Proをさらに活用する方法
近年、iPadを筆頭としたタブレットの普及はビジネスの場にも影響を与えており、営業や打ち合わせの場でタブレットを活用してい人が増加しています。そこで、ビジネスの場でさらにiPad/iPad Proを活用してPDFを編集する方法を紹介します!
iPad/iPad Proで写真撮影した書類をPDF化する
ビジネスの場で、メモをする時間がないからとりあえずスマホやタブレットで写真を撮っておく、などといった経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?そのようにして撮影した画像を後日PDFにしたいと思った経験はないでしょうか?PDF Readerを活用すればそれが実現できます。PDF Readerを活用すると、撮影した画像をすぐにPDF化することができます。
紙に書いたメモなどをPDF化することができれば、先程ご紹介したようにiPadでスキャンしたPDFにすぐに書き込みをして編集することもでき、とても便利です。もちろん画像にも書き込みはできますが、データサイズが大きくなり、送受信に時間がかかってしまいます。
PDFに手書きで書き込むには、Apple Pencilは必要?
iPad/iPad ProでPDFに書き込みする場合、Apple Pencilが必須というわけではありません。
ですが、細かな字で書き込みしなければならないといった場合、iPad/iPad Proと相性の良いApple Pencilを使うことをおすすめします。
Apple Pencilを購入する際にはiPad/iPad Proのバージョン(いわゆる「世代」)に対応しているかどうかだけは必ず確認してから購入するようにしましょう。iPadのバージョンに対応していないApple Pencilを購入してしまうと、せっかく買ったのに使うことができないということにもなりかねません。
他にもサードパーティー製品としては、Logicool社の「Crayon for iPad」という商品があります。Apple Pencilと比較して価格が手ごろなうえ、Apple社に認証されたデジタルペンのため、おすすめです。
まとめ
PDF Readerを使うと、ビジネスや学習の場で今以上にiPad/iPad Proを使いこなすことができます。多くの場面で使われるPDFを無料で簡単に、かつデバイスを横断して書き込みや編集ができ、すぐに共有することができるため、仕事や学習を効率化させることが可能です。
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