ここ数年、日本と台湾の経済・産業交流が進み、従来の半導体中心からソフトウェア産業の交流へ変わりました。デジタル化を皮切りに、日台間の連携をますます深めています。日本と台湾は、お互いの第三大貿易相手国で、長年の友好関係を築いています。そのため、世界市場に進出したい両国の企業にとって、互いに重要な市場と言っても過言ではありません。
両国の企業の連携を深めるため、この度、台湾国際発展委員会が設立した組織 「Startup Island TAIWAN」は、2022年7月に日本で「日本台湾スタートアップサミット」(Japan-Taiwan Startup Summit)を開催しました。台湾の代表的なスタートアップ企業が33社参加し、日本企業へ台湾のソフトウェアに関連する力(ビッグデータ、ESG、メタバース、観光、情報安全などの新技術)を紹介しました。このように、台湾の新技術をより多くの日本企業に知らせるように努めてました。
同年7月に日本政府は「スタートアップ担当大臣」を設立することを発表しました。これを通じて、日本政府がスタートアップ企業の発展環境における位置がより明確になりました。それと共に、日本はより開放的な心持ちでスタートアップの創造力を受け入れる決意も感じました。
台湾国際発展委員会副委員長高仙桂氏は「今回のサミットは日台スタートアップの重要なマイルストーンです。今回のテーマは『デジタル化』。我々は台湾最優秀のスタートアップ企業をここに招待し、二日間のサミットを通して、台湾のスタートアップ企業と日本企業、投資家、または日本スタートアップ企業同士の交流を深め、『日本+台湾1+1=2以上』の効果を出せるように、努めたいと思います。」と意気込みを宣言しました。
そんな中、台湾9大スタートアップ企業の一社と言われている Kdan Mobile も「日本台湾スタートアップサミット」に招待されました。Kdan Mobileは素晴らしいソフトウェア開発技術を持っており、特にオフィスデジタル化領域において技術力が優れています。そんなKdan Mobileは、電子サインサービス「DottedSign(ドットサイン)」とPDF編集アプリ「PDF Reader」を日本市場でも提供しており、簡単かつ低コストで日本企業のデジタル化を支援したいと主張しています。
今回のサミットで、Kdan Mobileは近日日本企業Kabob Technology Japanと手を組み、電子サインとビジネス用PDF編集アプリを広報し、日本中小企業のペーパーレス化の推進に力になりたいと伝えました。また、日本企業の広報を通じて、日本での認識度を広めることを目指しています。
日本市場への進出について、日本カントリーマネージャーのローレライ氏は、「日本企業のクライアントの信頼を得るには、あらゆる宣伝形式に外国語から翻訳された不自然の日本語ではなく、ネイティブ的な日本語を使うことが大事です。その他、日本企業は連携先の企業が日本での窓口を設置しているかどうかについては重要視しています。それは、日本企業は日本本土のサービスに慣れていますからです。ですので、新技術の導入や外国の企業と連携を結ぶことに、他国の企業より検討の時間は長めになりがちです。しかし、それゆえ一度結んだ関係は長期で安定なクライアントになる傾向もあります。」と日本でB2Bを推進した経験をもとに思いを伝えました。
したがって、我々は今回のイベントを通じて、日本の皆様へKdan Mobileの決意を伝えたいと思います。Kdan Mobileは現在、日本で窓口を設けており、技術サポートも完備しています。そのうえ、Golden Asia FundやWorks Mobileなど日本でも有名な企業も我々のビジネス仲間です。このデジタル化の流れに、Kdanは既に優秀なサービスを持っており、日本企業の力になる準備ができています。
最後に、今回日本で出会った方々への感謝を伝えたいと思います。いつかまた会える日を待っております!
參考記事:
「Startup Island TAIWAN」國家新創品牌亮相,將於明年CES首度國際曝光|數位時代BusinessNext
【現場直擊】國發會帶隊!台灣33家新創齊聚日本,接連簽署MOU深化合作|數位時代BusinessNext
「中国と異なり、フェアな環境が魅力」 日本・台湾スタートアップサミット2022開幕 – 産経ニュース
日本・台湾スタートアップサミット2022が初開催 日台の連携に期待 : – ASCII STARTUP