KDAN 公式ブログ

「千里の道も一歩から」 2021年のKdan Mobileの成長を四つの視点で振り返る!

新型コロナウイルスが流行して以来、人々が物理的に一緒に過ごす時間が減り、多くのライフスタイルやビジネスモデル、サービスがオンラインに移行したことで、バーチャルスペースでの交流時間が増え、新しい日常が育まれました。

  Kdan Mobileは、モバイルブランドのリーディングカンパニーとして、長期に渡ってより効率的なモバイルワークサービスの構築に努めています。 今年、当社のソフトパワーが海外の投資家や台湾の政府機関に認められ、シリーズBにおいて1,600万米ドル(約17億円)の資金調達に成功しました。それと同時に、当社は台湾の国家発展委員会が立ち上げた「NEXT BIGプロジェクト」に指標的なスタートアップとして選出され、台湾を代表して海外の舞台に立つ実力が存分に認められました。 特に、Kdan Mobileの技術力、収益性、そして先見性などありとあらゆる視点で、台湾のデジタル経済力を示すことができます。

「千里の道も一歩から」ということで、2021年のKdan Mobile(以下はKdanと略称)のストーリーを4つの視点から振り返ってみます!

1. Connection(オフィスにいなくても、オンラインではいつでも)

 コロナ禍が長引く中、Kdanは社内でも社外でも、繋がりを大切にしています。今年台湾では一度コロナの感染が拡大し、従業員の健康のため、全社員がオフィス勤務を止め、在宅勤務に切り替えました。社員にとって在宅勤務は珍しいことではありませんが、まさか3ヶ月も続くとは思っていませんでした。コロナが少し収まった後も、交代勤務が年末まで続けられ、経営陣はこのような勤務形態を正常化にすることを検討し始めました。

 一方で、在宅勤務の期間中に、同僚との心の絆を保ち、士気を高めるために、オンラインでのランチ会、オリエンテーションやヨガレッスンなど様々なイベントが行われ、久しぶりに会った同僚とオンラインで交流することができ、コロナによる心身の疲労も癒されました。

 我々はこのような企業文化やオンラインコミュニケーション会の面白さを自社のSNSに投稿し、コロナ禍の中で社員同士が繋がりを維持する方法を世界中の方々にシェアしています。

社内のオンライン交流会以外、社外でも様々なオンライン展覧会に参加しました。「NEXT BIGプロジェクト」に選ばれたことによって、今年の東京産業交流展(オンライン)や、来年のILS(Innovation Leaders Summit)などのイベントに参加する機会を多くいただきました。 コロナの影響で日本現地で参加することはできませんが、オンライン形式でKdanのサービスを日本企業に紹介できる良い機会です!

2. Innovation(テクノロジーは、人間の本性から生まれたもの)

 産業動向やユーザー体験を確実に把握するのは、ソフトウェアサービスの重要な一環です。 特にデジタルトランスフォーメーション(DX)の波に乗ることで、Kdanのソフトウェア開発、更新ペースが加速しています。

 Kdanのサービスをビジネスの場面で浸透させるために、対面で署名しなければならないという、中小企業が紙ベースの署名場面でよく遭遇する難点の解決に向け、Kdanの電子署名サービス「DottedSign」が様々な企業向け署名機能を開発し始めました。それと同時に、Zapier(ザピア)などのビジネスソリューションと連携し、より多くの利用方法をユーザーの皆様に提供しています。

Kdan Mobileの「DottedSign」、ビジネスソリューションとの統合でワークフローの自動化を実現

 また、リモートワークとハイブリッドワークモデルが新たな働き方となっていることを踏まえ、Kdanが企業やソフトウェア開発者向けに、ソフトウェア開発キット「PDF SDK」と「Document AI」を日本で発売しました。Kdan のPDFアプリケーションを自社の社内システムやプログラムと直接連携したり、高度な文書処理技術を用いて組織内の大量の文書を管理したりすることができます。「PDF SDK」と「Document AI」の発売情報を公開した後、日本のお客様に多くのご愛護をいただきました。

世界水準のPDFソリューションを全てのアプリに |「Kdan PDF SDK」日本市場でリリース

 当社の代表商品「PDF Reader」も今年にリニューアルしました。今回のリニューアルにより、「PDF Reader」はユニバーサルアプリとなりました。iPhoneとiPadといったデバイス間での作業をより簡易化することを可能にし、すべてのデバイスで最もシームレスなワークフローを実現可能となりました。

Kdan MobileのPDF Readerがユニバーサルアプリに。Appleデバイスを新たなレベルへ

3. Interaction(2021も成果満載の1年でした)

 Kdan Mobileは投資家からの信頼が厚く、シリーズBで約17億円の投資を獲得しました。 社長のケニーは今年、日本メディアの取材を受け、日本市場への本格参入を発表しました。今後は投資家と積極的に協力し、日本での市場をより拡大していきたいと考えています。

⭐関連記事:KdanはシリーズBラウンドで資金調達実施|韓国、米国、日本の投資家から約17億円を調達

 そして、日本市場へ本格参入にあたり、「DottedSign」のロゴが一新されました。新しいロゴには『ドットサイン』と読み方を表記し、「DottedSign」の認知度向上を図ります。

4. Collaboration(最も”プロ”のパートナー)

 Kdan Mobileは今年十数名のTwitterのクリエイターと連携し、3週間のアニメ制作イベントを開催しました!クリエイターが「Animation Desk」を使ってゼロからアニメーションを作り、Twitterでその作品をシェアすることで、「Animation Desk」の使いやすさと親しみやすさを表します。

⭐関連記事:「Animation Desk」を活用し、初心者でも簡単にクオリティの高い作品を作ることが実現可能です!

 また、「DottedSign」の日本での展開のために、日系企業applemintと宣伝の連携を始めました。applemintとは単なるビジネス上の関係だけではなく、同社のレオ社長がYoutubeでKdan Mobileのオフィスを紹介したり、社員にインタビューしてKdan Mobileの日本市場進出経験を語ったりして、日台の理解と交流を深めています。

⭐関連記事:【台湾企業の日本進出】-日本市場進出の難しさ - DottedSign公式ブログ

 日系企業applemintとの連携以外、DottedSign」は、フリーランス協会のベネフィットプランや、営業支援プラットフォーム「URUMAP(ウルマップ)」への福利厚生サービスを提供しています(プレスリリース)フリーランス協会のフリーランサーに最も便利な電子署名サービスを提供することで、彼らのビジネス活動を支援しています。

 さらに、パートナーサクセスやトルテオなどの販売代理店と連携し、「DottedSign」が日本市場での露出度を増やし、自社製品とサービスを広めながら、日本市場を積極的に開拓していきます。

結語

     12年間努力を続け、Kdan Mobileは優れた企業として、世界中の誰もが認めています。 今後、私たちは、製品ごとの単一技術に焦点を当てるだけではなく、AIとさまざまな技術の統合に重きを置きます。我々は今後も、持続可能な環境を作りながら、社会的責任を果たし、世界中の人々の新しい日常生活に貢献し続けていきたいと思います。

Kdan Team

 

カテゴリー

%d bloggers like this: